GIANT DEFY3

過去最長の空白期間を経てしまいましたが、無事に生きております。
仕事の忙しさもありましたが、どうにもブログを書く気力が湧いてこず……。
気が付けば、こんなににも長い間ご無沙汰となってしまいました。
 
さて、今月10日に4×歳の誕生日を迎えました。
ここ最近、増やすのは1年に1台と決めていた自転車を誕生記念としてゲットしました。
今回、手元に来たのはコチラ。

ジャイアントの廉価入門ロード、『DEFY3』の2011年モデル。
中古で購入した時は、このようにベーシックなスタイル。
 
それなのに、どうして
 

魔改造の結果、こうなった(笑)?

Fujita66ST

前回のブログで紹介した『ニコンS』ですが。
あの後、即座に業者へ幕交換とシャッター整備を依頼しました。
そして明日には整備が終わって手元に戻ってきます。
 
で、それを待っている間に奇妙なブツを入手しました。
それがコチラ。

藤田光学工業の『Fujita66』です。
今から60年前、1956年発売の低速シャッターのない初代STモデル。
写真の80mmと150mmが付いて、1.2万ほどでゲット。
年式のせいか、ニコンS同様にシャッターを切っても幕が途中で止まります。
色々と素人ながら整備した結果、何とか幕が作動するようにはなりました。
が、まだまだ動きが緩慢で精度が出ていません。
それと、1/25秒がBのままだし……。
やはり、ここから先はプロに任せるしかないようです。
とはいえ、こんな珍品の整備を引き受けてくれる所あるのかね?

Nikon S

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年も例年同様、ダラダラとノンビリ適当に生きていく予定です。
相変わらずの内容になると思いますが、懲りずにおつきあい下さい。
 
さて、年末から年始にかけての地獄のような勤務もやっと落ち着き。
(とはいえ、変わらず月の休みの半分は雑用で駆り出されるのですが)
新年一発目は整備から戻ってきたブラコンでも、と思っていたのですが。
今日、自分的に驚きのブツをゲットしてしまったのでそちらの紹介をします。
それは、コレ。

ニコンカメラの原点というべきレンジファインダー機『ニコンS』です。
普段は行かない距離にあるリサイクル店に、暇つぶしで寄ったら偶然に発見。
本体のみでレンズなしですが、お値段16000円(税別)也。
この値段ですから、勿論難ありで『幕の劣化とシャッター切れず』の表記が。
普段なら手を出さないんですが、仕事のストレスもあったのでしょうか。
見るだけなら、とか考えてケースから出してもらって手にしてみると。
 
シャッター幕は、確かに劣化していて光が透けているのが見える状態。
しかし、シャッター自体は説明と異なり巻き上げて切ることが出来ました。
ただ、先幕が途中で止まってしまうので店員が『切れない』と判断したのでしょう。
1/200以上なら、多少ゆっくりだけど幕が戻るのを確認。
つまり、巻取り軸の油切れとガバナーの粘り辺りが原因じゃないかと今までの経験から判断。
それ以外はファインダーも綺麗だし、ヘリコイドも軽く回る。
財布の中身がある事も後押しして、気づいたら購入していました。
 
で、自宅に戻り注油とベンジン投与してみたら。
呆気ないほどアッサリとシャッターが切れるようになりました。
せっかく動くようになったので、幕の交換をプロにお願いして完動させてやりますかね。
 
 
余談
一緒に買ってきた、もう1つのブツ。

コニカC35系の最上位機『FD』が2500円(税別)。
シャッターは問題なく切れるし、電池入れたら露出計も動作してました。

Contax1

唐突に、コンタックス系列のカメラが欲しくなりました。
で、最初に手に入れたのがロシアンカメラの『キエフ4a型』。
シャッター不良で8000円(税別)という、明らかなジャンク品だったんですが。
ジャンクだからと、持ち帰って機関部と幕周辺にラスペネ吹いたらアッサリと復帰。
その後も問題なく動作するようになりました。
そこで、せっかくだからとジュピター12(35mm F2.8)を購入。
そうなると必要なのが、画角確認用の外付けファインダー。
丁度、ネットで都内にキエフ用のロシア製ターレットファインダーが安価で出てるのを発見。
休日を利用して、その販売店『フォトベルゼ』さんへ行ってきました。
 
到着すると店内に人がおらず、隣の『極楽堂』さんで声を掛けろとの張り紙が。
早速店内に入り、ファインダーを見たい旨を伝えると店員さんがコチラに持ってくるとの事。
そこで、待っている間に店内を眺めていると気になる品が1つ。
コンタックス1型のバージョン2が、『シャッターの粘り有』のジャンク扱いで19800円(税込)。
とりあえず出してもらって確認すると、1/50以下だと粘るけど高速側は切れてる感じ。
しかも、この粘り方はラスペネ吹きかけで治ったキエフと同じ症状。
と、いうことは簡単に治る可能性が大?
そう考え、とりあえず購入して持ち帰りラスぺネ噴射。
そうしたら案の定、低速でも問題なくシャッターが切れるようになりました。

良い感じに使い込まれていますが、憧れのブラックコンタックスが2万以下で手元に。
後はファインダーのクモリが気になりますが。
ネットで分解方法を調べてみたんですが、不器用な自分では無理だと判断。
現在、ファインダーの清掃してくれる業者を探し中です。
 
 
余談
購入の時、フト思いついて極楽堂の店員さんに尋ねてみた一言。
CONTAX U4Rのストロボ禁止モードが使用出来るようになるファームってコチラにないですか?』
京セラのサポートも打ち切られてるんで、半分冗談のつもりで聞いてみたんですが。
なんと、個人的に持っていたファームソフトを譲って頂けました。
流石はコンタックス専門店を謳うだけのことはありました。

ここ数日、行きつけのハードオフがトンデモない事になっていました。
コレクターが大量放出したのか、ジャンクコーナーのケースが大賑わい状態です。
オマケに、給料出たばかりで紗薙の懐も潤っているのでアレコレ大量購入してしまいました。
厳選して購入したのが、
Olympus PEN-F(完動、レンズと花文字キャップ付きで12000円)
Pentax MX(完動、露出計も作動で3000円)
KODAK Retina3c(小窓、シャッター完動だが接眼ガラスにヒビ有で5000円)
上だけでもワリと満足なのですが、以下の2つが更に凄い。
 
1つ目はコレ。

初代ニコンFのアイレベルが9000円。
しかも、塗装はヤレてるとはいえブラックモデル。
スクリーンに割れがあるけど、プリズム綺麗でシャッターも全速切れる。
フォトミックだったら迷ってたけど、アイレベルでこの値段なら即購入でしょう。
 
そして、2つ目。

完動状態のコニカ パール4が、何と驚くことに5000円。
しかもケース・フード・フィルター2枚付きで、この値段です。
最初見たときは、桁1つ間違えてんじゃないかと疑いましたよ。
 
こうして、紗薙のカメラコレクション棚は現在置く場所に困るような状態になりました。
(ちなみに、上記の値段は全て税別です)

久々のハードオフで見かけた、謎の革ケース。

なんだろ、コレ?と思いつつショーケースから出してもらって開けてみたら。

トンデモない珍品が、鎮座しておりました。
ハッセルブラッドのデッドコピーであるロシアンカメラ、『ゼニット80』です。
(初代サリュートの海外輸出向けモデル)
取り急ぎネットでハッセルブラッドのマナーを読み込んで、動作確認。
シャッター幕が引っ掛かって停止してしまうけど、コレは注油で何とかなると判断。
税別5000円という値段にやられてしまい、思わず購入してしまいました。
持ち帰って清掃後に注油したら、案の定問題なく動作するようになりました。
(少なくとも、精度不明だけどシャッター速度は全速変化)

うーむ……思いがけず、ロシアン沼に踏み込んでしまったなぁ。
 
そして、同時に購入したのがコチラ。

SX-70 ALPHA1』が4500円(税別)。
家にあった空フィルム入れてシャッター切ったら、問題なく動作しました。
フィルム入れてみないと、ちゃんと写るかは不明ですけどね。
 
それと、珍品といえば。
写真撮り忘れたけど『meikai EL』なんてレア物も、500円(税別)でゲット。

Rolleicord

中野のフジヤカメラジャンク館で見つけた『ローライコード』。
(バヨネット無しでトリオターの4.5なんで、多分『1a型モデル1』だと思う)
スロー粘り有り、ミラー劣化、張り革も大分剥がれ掛けている。
しかし、レンズはワリと綺麗だしピント繰り出しの動作と絞りは問題なし。
それで、お値段は税込み6500円。
 
しばらく悩んでいたんですが、何だか粘りは簡単に治りそうな予感がヒシヒシと。
それに、家にローライフレックスのミラーの予備として新調したミラーもある。
軽いギャンブルのつもりで購入し、持ち帰って整備開始。
・ミラーの交換とスクリーンの清掃
・張り革をボンドで留めなおし
・簡単に外れたテイクレンズの清掃
そして
・ガバナー辺りに、ベンジンを数滴
こんな小一時間程度の作業で、何の問題もなく動くようになってしまいました。
仕上げとして、ミンクオイルで張り革を軽く磨いた状態がコチラ。

80年近い昔のカメラとは思えなくないですか?
(金属部の塗装剥がれは、歴戦の証だからそのままに)
こうして、我が家にはローライの2眼がフレックスとコード揃ったのでした。
 
後は、フィルム入れてカウンターが動けば完動なんですけどねー。