Leica

カメラを始めてから、決して近づかないようにしていたモノ。
俗に『ライカ沼』と呼ばれる、ライカ製カメラには手を出さないようにしていました。
何しろ、本体もレンズも一筋縄ではいかない値段のモノばかりですから。
しかしフト、
『M形は無理だとしても、バルナックなら手が出せるんじゃね?』
などと考えてしまったのが間違いの始まり。
『まあ、コピーライカではなくモノホンのライカボディが2万以下なら買うか』
と、一応自分的な縛りを設けてはいたんですが……。

アッサリと2万以下でボディをゲット。
『ライカ3F』からセルフタイマーと低速シャッターを省いた『ライカ2F』です。
(シリアルから調べると、1955年製)
セルフタイマーなんぞ、今まで一度として使ったことはないし。
昼間の撮影で低速側が必要なことなんて、自分の使い方ではないだろうから無問題。
ちなみに、上に載ってるのは1万で手に入れた『VC METER初期型』です。
 
さてさて、ボディを入手してしまった以上、次に必要なのはレンズです。
まずはライカ純正レンズを1つは抑えておきたいなぁ、思って手に入れたのがコチラ。

オークションにて2万でゲットした、ジャンク扱いで出ていた『Summar 5cm 1:2』。
元々傷つき易いレンズとして有名ですし、値段も値段なんで程度に関しては諦めてたんですが。
(最悪、山崎コーティングも視野に入れてました)
届いたレンズは、ご覧の通り目立つ傷や曇りもなく綺麗な状態。
唯一の難点は沈胴時にキッチリ固定されないってトコでしょうか。

 
そして、もう1本が『Elmar 9cm 1:4』の戦前モデル。
シリアルから調べると、コーティングはされているタイプのようです。
厳しく見ると後玉の周辺部に若干クモリがあるんですが、1段絞れば問題ない位置。
中野のフジヤカメラジャンク館にて、1万でゲットしました。
 
とりあえず、標準と望遠の2本を純正で入手出来たので。
後は広角側のレンズを1本、ロシア製あたりで探そうかと思ってたんですが。
普通なら有り得ない安価で、あるレンズをゲットしてしまいました。
長くなりそうなんで、ソレの紹介は次回にて。